『地獄谷~芸術散歩~油こぶし』2013年10月22日

<2013年10月19日のレポート>

すぐ行くだろうと金券ショップで買っておいたJR芦屋までの切符の有効期限が10/24なので
朝から小雨がパラついていましたが、芦屋・地獄谷から六甲山へ登ることにしました。
地獄谷はついこの前登った気がしますが、前回登ったのはゴールデンウィークでした。

いつもハイカーで混んでいる芦屋川駅前ですが、小雨がぱらつく中でも
数名のハイカーが出発準備をされていました。
明日は今日よりも天気が悪そうだから、今日の方がまだマシですもんね。

8:42 滝の茶屋に到着。

8:47 高座の滝の横を登り、ロックガーデン方面へは行かずに左手の谷へ降りると
地獄谷ルートの出発地点です。

沢を歩いたり、小さな滝の横をよじ登ったりと、楽しい?地獄を進んで行きます。

9:05 小便滝に到着。

小さなゴルジュを抜けます。

9:15 A懸垂岩に到着。

しばらく登ってA懸垂岩方面を振り返るとこんな眺望です。

所々このような狭い岩場があります。
太り気味の方はギリギリ通れますが、太っている方は厳しいかも...私はギリギリ通れます(^_^;)

万物相(ピラーロック)が見えてきました。

9:33 ピラーロックに到着しました。

9:43 風吹岩に到着。(レンズに雨粒が付いてたようです)

10:20 雨ヶ峠を通過。
11:07 一軒茶屋に到着。(六甲山上はガスってました)
ここまで、半そでTシャツで登って来ましたが、山上は風も強くて寒いので
オレンジのジャージを着ました。
こんな天気でも市外ナンバーの車が結構走っていましたので、オレンジ色のジャージは
ちょうど目立って良かったです。(でも車が後ろから来ると怖かったです)

11:36 なんとか極楽茶屋跡(紅葉谷入り口)まで、車にはねられずに無事にやってきました。
ここからは車道歩きしなくていいので、もう大丈夫です。
天気も回復してきて、視界も広がって来ました。

11:48 ガーデンテラスに到着しました。
六甲枝垂れの手前の斜面にはコスモスが咲いていました。(まだ、これからが見ごろでしょう)

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2013」が開催中でしたので、いくつかの作品を紹介します。
<No.49>
冨岡映里「空をはかる定規」
六甲の美しい空・景色・夜景を大きな定規で「はかる(測る・計る・
図る・量る)」作品です。独特のモチーフを使ったオリジナルの
テキスタイルでタペストリー作品や雑貨を製作しているアーチストが
作りました。
この作品は何処にあるのか探しました(~_~;)
まさか天井にあるとは…

<No.50>
田中健司「グラデーションズ」
六甲山の山並みと空をモチーフに、映像の緩やかな変化と照明が
シンクロして、空間を変化させていきます。

<No.51>
田中健司「六甲光流2013」
六甲山そして高台に位置するこの場所、歴史を、アナログな
プロジェクションマッピング(建物への映像を投影する手法)で
表現しています。
鑑賞可能時間 18:00~21:00

残念ながら、この作品は日が暮れてからでないと見れないようです。

<No.52>
大石起聖「Color effect of Signal No.7」
普段から日常の風景の中にあり、当たり前に見ている“モノ”が、
意外な場所に置かれると、私たちの意識は揺らぎます。
この作品は会場内3カ所に展示されています。
それぞれの見え方の違いも注目点です。
毎年この場所に展示されるアートは楽しみにしていますが、この作品はここでなくても良かったのでは?
一番良いこのロケーションを生かせてないなぁ~と思いました。(個人的な感想です。スミマセン)
昨年の作品

<No.53>
大西康明「六甲白景2」
尿素の結晶が隙間の空間を埋めることで風景を形作ります。

ガーデンテラスを出発し、記念碑台を目指します。
以前売りに出ていたゴルフ場の所にある別荘ですが、リフォームも終わったようで
既に新しい住人の方がいらっしゃいました。(週末を別荘で過ごしに来られていたのかな?)

12:40 記念碑台に到着。ここで昼食を取ることにします。

記念碑台から六甲山ホテルが見えます。

13:07 六甲ケーブル山上駅にやって来ました。

毎年、こちらの駅でも作品が展示されています。
<No.4>
ひびのこづえ「六甲の山のいきもの」
六甲山からイメージした、蝶やカエルなどのカラフルな
いきものたちです。「六甲山にこんな生きものが生息してたら
素敵だな」という思いが込められています。

山上駅の隣にある天覧台、ヒルトップギャラリーの方にも作品がありました。

<No.5>準グランプリ
山村幸則「キジ meets 鯛」
晴れた日には大空の海原を泳ぐように見える鯛。この作品では
神戸の海と山とを繋ぐ役割を果たしています。
同アーティストの映像作品をご覧ください。六甲ケーブル下駅、
六甲ヒルトップギャラリー、六甲山ホテルに展示しています。

<No.6>準グランプリ
山村幸則「六甲 meets ととや/其ノ二」
かつて有馬に新鮮な魚を届けるために険しい六甲山越え挑んだ
人々がいました。彼らが通った古道が「魚屋道(ととやみち)」です。
本作品ではアーティストが時を超えてこの道を辿ります。
映像作品は全3作品。六甲ケーブル下駅、六甲山ホテルの作品も
ご覧ください。天覧台には立体作品も展示しています。
今日登ってきた魚屋道を実際に魚を担いで走っている映像です。(しばらく見ていました)

10月は毎週土曜日に六甲山夜景ジャズライブが開催されます。(出演者はおやじジャズバンドです)
次の土曜日は見に来ようと思っていますが、台風の影響が心配です。(こちらは昨年の様子

そして残念なのが、今年は六甲ケーブルで下山しようと思っていたのですが
先月の大雨で土砂崩れが発生し、今も運行休止状態です。
(六甲ケーブルは子供の頃に乗ったような気がしますが、今回楽しみにしていました)
代替バスに乗ってもつまらないので、山上駅のすぐそばにある登山道の油こぶしを
ヘッドライト点けてナイトハイクで下山しようかと考えています。
(山上から市街地までの距離は、他の登山道と比べて短そうですし)

油こぶしは過去に歩いたことはありますが
来週のナイトハイクに備えて、危険な個所など無いか山道の状態を確認するため
今日は油こぶしから下山することにしました。

13:38 油こぶしの登山口から下山スタートです。
夜間歩く時の目安となるものを確認しておきます。

13:53 スタートしで15分、道が分岐しています。(左:きつい道、右:ゆるい道)
夜間に歩きますからゆるい道を選びました。(その後、数分で合流しました)

14:06 先ほどの分岐から13分、再び分岐していました。(左:ゆるい道、右:きつい道)
ここでもゆるい道を選びましたが、しばらく進むと山道の土が浮いていて滑りやすく
足を滑らせたら右手の谷へと滑落する危険があったので、引き返してきつい道へと進みました。
(滑落してもズルズルと数メートル滑り落ちるだけで、大したことは無さそうでしたが)
きつい道は登るのはきついかもしれませんが、下りでは大丈夫でした。
(この分岐も数分で合流しました)

14:14 次の目印はこの標識にしました。あと500mで街中に到着です。

14:26 最後の階段を下りて、山歩きは終了です。
48分の山道歩きでしたね、夜だと1時間くらいかかるでしょうか。
危険な個所もなかったし、大丈夫そうですが、台風次第では足元が悪いかも…

14:34 六甲ケーブル駅に到着しました。
もう1ヵ月以上経っていますが、六甲ケーブルはいつ頃復旧するのでしょうか。。。