『新しい相棒と淡路島一周・後半』2012年02月13日

『新しい相棒と淡路島一周・後半』

<2012年2月5日のレポート>

12:22 道の駅うずしおに到着。
あわじ島バーガー(500円)はB級グルメなどの会場で見たことありますが
食べたことなかったし、食べている人を見るとおいしそうだったので
私も食べようかと思いましたが、注文後の番号待ちしている人が結構いたので
これは時間がかかりそうだと思い、あきらめました。

ここでの休憩時間は12:40までの計画だったので時間がなく
結局、何も食べずにお土産コーナーを覘いた後、橋の写真を撮って出発しました。

13:19 道の駅を離れ、山から下りてきて、これから淡路島の西海岸線を北上します。

毎回、ここから岩屋までの3~4時間は特に楽しみもなく、ひたすらゴールを目指して
自転車のペダルをこぎ続けるだけで、風と体力の闘いです。日が沈む前にゴール!
毎回、淡路島一周なんて止めとけば良かったと後悔してしまうゾーンです。

14:17 お昼をまだ取っていなかったので、慶野松原のローソンで弁当を買って
慶野松原の海水浴場で休憩とします。
冬の海水浴場には沢山のゴミが打ち上げられていて、なんだかさみしいですね。

この海水浴場は子供たちが小学生の頃には毎年キャンプに来ていました。
(車はもちろんたこフェリーに乗って上陸していました)
松林の中がキャンプ場なので日陰で涼しく、目の前が海なので1日中飽きることなく
子供たちと一緒に遊んでいました。何箇所かキャンプに行きましたが、ここが一番お勧めです。
そういえば、我が家のキャンプ風景が、慶野松原のHPに掲載されていてびっくりしました。

14:27 五色浜を通過。
慶野松原で予定外の休憩したこともあり、計画より17分遅れています。

慶野松原を出発した後は、西海岸線はほとんどこのような風景が続きます。
今回、初めて気付きましたが、五色○○という地名が多いんですね。
いくら走っても、まだ五色町を抜けないのかぁ~と精神的に疲れてきました。

さらにここにきて、太ももが張ってきてペダルをこぐ力が出ません。
どんどんペースが落ちてきました。このままでは遅れが大きくなってしまいます。
リュックに入れてある液体シップを塗りたいのですが
トイレなどの施設も見当たらず、ノロノロと走っていましたが
限界だったので、ある工場の脇の隙間にお邪魔してジーパンを下して
太ももに液体シップを塗らせてもらいました。
効果はてき面、さっきまでの張りは薄れて、ペダルをこぐ力が復活しました。

再び、海岸線を北上し、緩やかな長い坂を登っていると後ろから数名の自転車集団が
追い越して行きました。
誰もが夕方までのゴール目指して走りますので、毎回この西海岸ではロードバイクに
たくさん追い抜かされますから、特に気にしていなかったのですが
何とそのグループの中に朝追い抜かした通勤自転車がいたのです!
これは大変です!同じ時間に出発した通勤自転車にゴールを負けるわけにはいきません。
(その通勤自転車が私と同じ外周コースを走ったかどうかは分りませんが)
あわてて、その集団に離されないように後ろを追いかけました。

15:37 多賀浜海水浴場を通過。計画より37分遅れています。
集団は多賀浜海水浴場を通過した後も県道を走って行きましたが
私は上り坂になっている県道には行かず、町中の平らな道を通り抜けました。
その結果、集団より前に出ることができたようで、何度か後ろを振り向きましたが
それ以降、集団の姿を見ることはありませんでした。

でも、いつ追いつかれるか不安を感じながら、先ほどまでのペースとは
明らかに違うハイペースで1時間以上ペダルをこぎ続け岩屋を目指しました。

16:45 岩屋ポートビルにゴール。
何とかあのグループに追い抜かされることなくたどり着きましたが、疲れました。。。
でも、船は16:40に出たばかりで、次の船は17:20なので35分待たないといけません。

17:13 ようやく明石からやってきた船が岩屋に入港してきました。
まだ、あのグループは到着していません。さようなら!!!

17:15 乗船開始で自転車を押して船に乗ろうとしたところ、ついにやって来ました!
あの集団が到着しました。通勤自転車君もその集団の中にいます。
結構差をつけていたんですね、これならもっとゆっくり走っても大丈夫だった。
ギリギリ彼らもこの船に乗船することが出来、一緒に明石へと帰って行きました。

ゴールは16:20の予定でしたが、足の具合もあり、最大37分遅れになっていたのですが
ライバル出現のおかげ?で25分遅れまで挽回することが出来ました。
次回、淡路島一周をしようと思うことがあれば、土曜日にしたいと思います。
なぜなら、ジェノバラインは土曜日は平日と同じダイヤなので始発が5:40となります。
日曜よりも40分早いスタートができますので、日没までの時間に余裕が出来ます。

淡路島一周は楽しいので、年に何度か行きたくなるのですが
毎回、最後の3時間くらいは後悔しながらの走行となってしまいます。
ジェノバラインを待っているときに一緒になった折りたたみ自転車集団の人が
「淡路島を1日で一周するとひたすら走るだけで終わってしまう」
「福良で一泊するとちょうど良い」
と話をしているのが聞こえました。
確かにその通りで、淡路島を楽しみたいのなら福良で1泊するとちょうど良さそうです。

山歩きとは使う筋肉が違いますので、その後3日くらいは足の状態が元に戻りませんでした。
でも、淡路島は好きですね。また行ってしまうのでしょうね。