『播磨アルプス縦走』2012年05月08日

<2012年05月03日のレポート>

ゴールデンウィーク後半初日は久しぶりに播磨アルプスを縦走することにしました。
3時間半くらいで縦走できますので、昼ごろから登り始めても夕方までには下山できますので手軽です。

自宅から自転車で播磨アルプスを目指します。
途中、無駄な道路を造っているなぁと思う東播磨南北道路の近くで
レンガ造りの橋がポツリとある風景を見かけましたので立ち寄ってみました。
平木橋というようです。(近代土木遺産に評価されているそうです)

平木橋からさらに西へ30~40分くらいでしょうか、本日の縦走ゴール地点の北池登り口(延命地蔵堂)に
到着しましたので、ここに自転車を止めてスタート地点の豆崎登山口まで20~30分歩きます。
豆崎登山口は2号線の豆崎交差点から西へすぐの住宅街へ分岐する道を入ってすぐにあります。
住宅の脇の狭い草むらの道で目立たないので気づかないで通り過ぎそうになります。
この入口さえ見つかれば、この先高御位山までは迷うことはないと思います。
(下記写真の家の左脇の草むらです。正面の車が走っている道が2号線です)

12:34 草むらを通って登山口へ入るとすぐに岩盤の登りに取り付くことになります。
いきなりの急斜面の岩盤を登ると、わずか5分で写真のような風景となります。

さらに5分登っていくと、古墳の石室がぽっかりと口を開けています。

13:16 これから登る百間岩の斜面が見えてきました。

13:22 百間岩を登って行きます。播磨アルプスの岩盤は固く、六甲山系の花崗岩と違って
岩の表面が削れてじゃりじゃりしていないので、靴が滑らず安心して斜面を登れます。

13:29 百間岩を無事登りました。(後ろにひっくり返らないように、ところどころは4つんばいで登りました)
13:34 百間岩からさらに北へ尾根を進み、進路が東の尾根へと変わる手前で遅い昼食としました。
ここから東には一番奥に高御位山が見えます。高御位山まではUP/DOWNを繰り返しながら
眺望の良い尾根歩きとなります。

馬の背コースが手前に見えます。
2011年1月に発生した山火事で一帯が真っ黒になりました。まだまだ緑は少ないですね。

14:05 鷹巣山山頂を通過しました。
焼けた松の木から変なキノコが生えてきています。

14:09 馬の背コースへの分岐あたりに来ました。
以前歩いたことがありますが、視界を遮るものも無くすっきりとした尾根ですね。

縦走路の南側は焼け焦げ、北側は延焼を免れたようです。
わずかな道幅ですが、役に立ったようですね。
鷹巣山から高御位山まで縦走路の南側は焼け焦げた木々が続きます。
2日間燃えていましたからその規模はすごかったようですね。

14:38 高御位山に到着しました。

みんなそんな怖いところに良く立てますね。
私は断崖から1メートル以上は離れたところくらいまでしかいけませんでした。

14:45 高御位山を出発しました。
高御位山から南の下を見ると、断食と屋根に書かれた建物があるのですが
あそこは断食道場でしょうか?ずっと以前からありますね。

14:59 高御位山頂から下り始めてしばらくして、何だか風景が違うことに気付きました。
以前も間違えたことがあったおかげで?早めに気付いて戻ります。

15:07 ようやく正規のルートに戻りました。
その斜面を下ってから高御位山頂を振り返った写真ですが、尾根沿いに岩盤の道が見えていますが
その道よりも写真の右側(東側)へとくだって尾根の向こう側に下りてしまうところでした。
尾根の上の方は幅の広い岩盤でその左側に沿って下りていくといつの間にかルートを
外れてしまうようです。(そのまま進んでも別ルートがあるようですが、行きたい方面とは異なりますので)

これで大丈夫と安心しながら歩いていると、赤色のツツジがあちらこちらに見られました。

16:11 途中、道を間違えたりして少し時間がかかってしまいましたが
無事、北池登り口(延命地蔵堂)まで下ってきました。
お堂は吹き替え工事をしていました。世間はお休みですが、ご苦労様です。

さて、愛車に乗って帰宅しようと自転車のところに来ると、愛車が倒れていました。
(誰かの悪戯かとも思いましたが、かなり風が強かったので倒れたんでしょう)
これから1時間半くらいでしょうか、がんばって自転車をこいで帰りましょう。

久しぶりの播磨アルプス縦走、楽しかったです。
遮るものが少ないので眺望は良いですが、夏は暑いので気をつけてください。