『真夏の淡路島一周サイクリングで…』2012年08月21日

<2012年08月16日のレポート>

レポートの日付が前後してしまいましたが、悪夢の淡路島一周サイクリングの報告です。

ジェノバラインは日曜・祝日は始発が6:20ですが、月~土は5:40が始発となりますので
早めに出発したい方は土曜がお勧めです。

5:40 ジェノバラインで明石港を出発します。2階はテラス席になっています。

ジェノバラインはモーターボートのようなスピードで突っ走りますので
走行中は何かにつかまっていないと立っていられないくらいです。
さらに、テラス席は水しぶきも飛んできますので、気を付けてください。
昨年、船上で写真を撮っている時に水しぶきを被ってしまい、1ヶ月後にカメラが故障しました。
カメラ内部の基盤が錆びついてしまって4~5万円の修理代がかかりました。
(EOS-7Dは一応防滴ではありましたが、それでもボディ内部に海水が入ったようです)

5:54 岩屋に到着しました。
他に2台のロードタイプの自転車が同乗していましたが、反対方向へ行かれたのでしょうか?
いつか抜かれるだろうと思ってましたが、見かけませんでした。

6:28 世界平和大観音像を通過。

7:34 洲本温泉を通過。

8:12 由良港を通過。

8:46 ナゾのパラダイスを通過。

9:08 ここを走る為に最南端までやって来たと言えるくらい、淡路島一周で一番の快走ポイントに来ました。
車もほとんど走っていないし、しばらくはのんびりと海岸線を走ります。
(この海岸線に出てくる直前の山道は下り坂が2~3kmくらい続いていて、ジェットコースターに
 乗っているかのようで、今までの登りの苦労がすべて解消されるくらいに爽快です)

9:21 モンキーセンターを通過。

10:01 沼島行の連絡船が出ている灘ターミナルセンターに到着しました。
いずれは沼島を一周、散策してみたいですね。

海岸線を離れ、福良へと山を越えていきますが、この辺りから体調に異変が感じられてきました。
坂は無理せず、自転車を押していくのですが、その自転車がとても重く感じられ
腕は疲れるし、足は重いし、息も苦しいし。。。これは、またもや熱中症???

自転車を停めて立ち止まったとたんに、太もも、ふくらはぎが攣ってしまいました。
何とか道路脇の日影のスペースにシートを引いて、しばらく休憩を取りました。
15分くらいでしょうか?落ち着いてきたところで、再び福良へ向かって出発しました。

11:49 福良港に到着しました。
休憩場所を探して、うずしおドーム屋上にある展望デッキに上がってみると
広い屋上はドームの屋根が覆っていて日影がたっぷりあり、気持ちの良い風が吹いていました。
さっそく、シートを引いてしばらく寝っ転がっていました。
ドームの向かいには、8/8から「淡路人形座」の新会館がオープンしているようです。

12:40 いつまでもここで寝ているわけにもいかないので、福良港を出発しました。
当然ですが、今日は鳴門海峡大橋に立ち寄ることは止めて、ここから岩屋へと戻ることを優先します。
といっても、福良まで来てしまったわけですから、結局は淡路島一周を継続することになります。

13:27 すっかり復活したようで、順調に慶野松原を通過。

14:47 再び、足と腕が攣りだしたので、多賀浜海水浴場で休憩しようと海水浴場内の道を歩いていると
足が痙攣してそれ以上歩けなくなり、なんとか道脇の木陰に入って横になっていました。
しばらくすると、多賀浜海水浴場の管理をされている地元の男性2人が寄ってこられて
大丈夫ですか?救急車を呼びましょうか?と言われましたが、休めば大丈夫と遠慮しました。
その後、管理事務所で水道を借りて冷水スカーフを濡らし、日影の芝生の上で横になりました。

16:11 思っていた以上に体が回復してきませんが、いつまでもこちらに居られませんので
お世話になったお礼を述べて、多賀浜海水浴場を出発しました。
出発前に何度も水を体にかけ、捨ててあった2リットルのペットボトルに水を入れて持っていきました。
(この水がこの後の走行に、とても助かりました)

17:13 北淡県民サンビーチを通過。(多賀浜海水浴場~岩屋の中間地点くらいです)

18:20 ジェノバラインで岩屋を出発。(20分発のジェノバラインになんとか間に合いました)
朝と違う小型船でしたが、シートはこちらの方が座り心地は良かったです。
船の激しい揺れで、明石海峡大橋の写真はブレてしまいましたが、夕焼けがホッとします。
(明石についても、まだ自宅までの10kmくらいの道のりが残っていますが)

今日は暑さ対策はばっちりとしてきたのですが、ダメでしたか。。。
(首には冷水スカーフ、飲み物もスポーツドリンクを頻繁に摂取しました)

水分は8リットル以上は取ったと思いますが、帰宅時の体重は朝と比べると-6.5kgで
20年くらい前の体重になっていて、家族からは目にクマが出来ていると言われました。

翌日、ちょうど内科に定期診察に行ったので、先生に話したところ
TVで言われるように、水分、塩分をいくら摂ってもダメです。(摂らないよりは摂った方が良いが)
シャワーやプールに入って、体を冷やすようにしないとと言われました。
(何度も海に入ろうかと思いましたが、そうすれば良かったですね)

そして、熱中症になる原因は年を取ったからだとも言われました。
昔(30数年前)は中高の部活中に水分を取ってはいけないと言われていましたが
水分を取らないでも、熱中症になるようなことはなかったでしょう?と。
確かに、野球部で炎天下で1日練習をしていましたが、平気でしたね。
(若いころは平気だけど、年を取ると無理をしてはいけないと言われました)

多賀浜海水浴場を出発してからは頻繁にペットボトルで体に水をかけながら走ったので
何とか岩屋まで戻ってくることが出来たのだと思います。
マラソンの選手が給水所でよく水を体にかけているシーンをみますが
今回のことで体に水をかけることで、体が楽になることを実感しました。

コメント

_ makoto ikeda ― 2013年05月07日 00:21

この夏、淡路島一周(といっても1泊2日)を予定しています。淡路島一周、やはり大変なのですね。特に福良前後、車で走ったことはあるのですが、確かにきつい坂道だったと記憶しています。
当方「不惑の年」を越えた「へたれチャリダー」ですが、頑張って走りたいと思います。

_ あお鬼 ― 2013年05月07日 23:14

makoto ikedaさん、コメントありがとうございます。

私は毎回通勤自転車(シティーサイクル)で淡路一周をしています。
皆さんのようなロードタイプではありません。(6段変速はついていますが)
前かごには沢山の荷物、とても淡路一周をしている自転車には見えないと思います。
上り坂は全然頑張らないで自転車を押していますが、十分1日で1周出来ますよ。
ただし、熱中症の対策は十分に行ってください。
(水分補給も必要ですが、体を冷やすことに気を付けてください)
1泊されるのでしたら、時間的にも余裕がありますから
「ナゾのパラダイス」にも立ち寄ってみてください。(私はまだ行けてません)
そして、宿泊は沼島に渡って泊まるのも良いかもしれません。
(多分、時間的には大丈夫だと思います。翌日早めに出発すれば)
私もいつかは沼島に行ってみたいと思っています。
1泊されるので、無理されることは無いかと思いますが、どうぞ楽しんでください。
よろしければ、以下のレポートもご参考にどうぞ。
http://ao-oni.asablo.jp/blog/2012/02/11/6330538
http://ao-oni.asablo.jp/blog/2012/02/13/6332993

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://ao-oni.asablo.jp/blog/2012/08/20/6548392/tb